転勤・引っ越しの際に必ず困るのが「不用品の処分」です。
「どうやって処分するの?処分費用っていくら?」と悩んでいる方もいるでしょう。
特に家電や家具などは、ゴミ捨て場に出せない物も多いですよね。
それに、物によっては処分するより買取をして貰った方がっ取り早く処分できることもあります。
しかも不用品の処分で逆にお金がもらえるのでお得です。
ここでは「転勤・引越し不用品を賢くお得に処分する方法」をお伝えしていきます。
不用品の処分に悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
引っ越しの不用品を処分する7つの方法
不用品の処分方法は色々あるのですが、手間がかかったり、高額な費用がかかる方法など様々です。
引っ越しにかかる費用を少しでも節約するためにも、不用品の処分は賢くお得に済ませるのがオススメです。
ここでは、どんな不用品処分の方法があるのかをご紹介していきます。
ご自分の状況に合いそうな方法で不用品の処分をしていきましょう!
不用品の種類によって複数の処分方法を検討するのがオススメですよ!
不用品回収業者に依頼する
不用品の処分方法として一番手っ取り早い方法は、不用品回収の業者に一括で処分してもらう事です。
自宅まで不用品を引き取りに来てくれるので、手間も時間もかからずラクチンです!
都合の良い日に回収に来てくれるので、転勤の引っ越しで利用する自衛官家庭も多いですよ。
メリット | デメリット |
〇どんなものでも一括で回収・処分してくれる 〇物によっては買い取ってもらえる事も 〇すぐに終わる(数時間~1日) | 〇自治体に依頼するより高くつく 〇悪質業者に依頼すると費用が高額になる事も |
「ゴミの分別とか面倒!」
「粗大ごみを早く処分してしまいたい!」
「多少お金がかかってもいいから全部一気に処分したい!」
…と言う人に不用品回収業者がオススメです。
ちなみに料金相場ですが、軽トラック1台分ので約18,000〜25,000円です。
官舎に住んでいると不用品回収のチラシがよく届きますが、もし悪徳業者に依頼してしまうと相場以上の料金を請求されることもあるので注意しましょう。
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買取専門店に売る・一括査定を利用する
不用品を買取専門店に訪問買取りを依頼する…という方法もあります。
例えば、ブランド品の家具・服、漫画やDVD、その他趣味のアイテムなど、買い取って貰えたらお金をもらいながら不用品処分にもなって一石二鳥です!
メリット | デメリット |
〇価値のある物は買い取ってもらえる 〇出張買取もして貰える | 〇価値のないゴミは買い取ってもらえない 〇物によっては買取価格が低くなることもある |
「楽に処分したいけど買取価格にもこだわりたい!」
「大量の漫画本をゴミの日に出すのは恥ずかしい」
「遠くまで運ぶのは面倒だから訪問買取に来てもらいたい」
と言う人には買い取り専門店がオススメですね。
例えば、冷蔵庫・エアコン・洗濯機・パソコン・自転車なども、買取可能なこともあります。
費用を出して処分してしまう前に、一括査定をして買い取ってもらえそうかどうか確認するだけでも良いと思いますよ。
リサイクルショップで売る
価値があるのかどうかわからない、0円でもいいから引取って貰えたら…
と言う人にオススメなのが、リサイクルショップに持ち込む方法です。
- ハードオフ
- セカンドストリート
- トレジャーファクトリー
上記のようなリサイクルショップなどが有名ですね。
洋服、小物、家具、食器、電化製品など、ジャンル問わずまとめて売却できる点がメリットです。
メリット | デメリット |
〇まとめて売却できる 〇無料引き取りしてくれることもある | 〇持ち込みする労力が必要 〇大量にあると査定に時間がかかる |
「ブランド品じゃないけど綺麗だし、捨てるのは持ったいない」
「売れないかもしれないけど、捨てるのにお金かかるよりマシ」
という人にはリサイクルショップに持ち込んでみるのがオススメです。
特に、使わなくなった育児用品なんかは、ノーブランドでも数百円で買い取りしてくることもあります。
ベビーカーや、バウンサー、バンボ、ベビーバスなど、大きめの育児用品は捨てるのもお金がかりますよね。
リサイクルショップなら、もし買取価格がつかなくても0円で無料引取りしてくれることもありますよ!
ネットオークション・フリマアプリを活用する
ヤフオク!などのネットオークションや、メルカリ・ラクマなどのフリマアプリで売る方法もあります。
自分で価格を設定できるので、納得のいく金額で手放すことができます。
写真撮影や商品説明、発送の手間がありますが、少しでも高く売って手元にお金を残したいという人にはオススメです。
メリット | デメリット |
〇売却価格が高い 〇マニアックな商品でも買い手がつく | 〇支払いや発送でトラブルになる事もある 〇必ず買い手がつくとは限らない |
「二束三文で買い叩かれるよりネットで高く売りたい」
「不用品を打って引越し費用の足しにしたい」
と言う人にはネットオークション・フリマアプリがオススメです。
引越しまでに時間の余裕があり、少しでもお金を手元に残したいという人向けですね。
友人・知人・親族にあげる
友人や知人で「欲しい」という人がいれば、処分せずにあげる方法もあります。
これは官舎ではよくある光景ですが、子供用の室内遊具、スキーウエア、園服など、おさがりとしてよく行き来しています。
メリット | デメリット |
〇処分費用がかからない 〇お店に持ち運ぶ手間がかからない | 〇ありがた迷惑に思われることもある 〇ある程度の人脈が必要 |
引越しが決まったら「まだ使える〇〇があるんだけど、よかったら使わない?」と聞いて回るのもいいかもしれませんね。
意外と「欲しい!」と言う人は多いので、普段からコミュニケーションを密に取っている人であれば、官舎内で不用品が片付く事も多いそうです。
自治体の粗大ごみ回収サービスを利用して処分
住んでいる自治体の粗大ごみ回収サービスを利用して、不用品を処分する方法もあります。
粗大ごみの対象となるものは、各地域によりな条件・品目が異なります。
地域によっては無料で回収してくれる所もありますので、一度住んでいる自治体のホームページ等で確認してみましょう。
なお、家電リサイクル法対象の品目(テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機など)、パソコン、バッテリーやタイヤ、ガソリンなどは自治体の粗大ごみとして回収はできません。
メリット | デメリット |
〇処分費用が安い 〇ぼったくりに合う可能性がゼロ | 〇処分までの手続きが複雑 〇自宅まで引き取りにきてくれない |
「処分費用を少しでも節約したい」
「いちいち買取業者とやり取りするのが面倒」
と言う方は、自治体の粗大ごみ回収で処分するのがオススメですね。
自分で手続きをして処分するので節約できますが、その分手間や時間もかかります。
とはいっても、引っ越しまで時間が無いときや、手続きが複雑すぎてわからない場合は、不用品回収業者に任せた方が早くて便利ですよ。
引越し業者に依頼する
引越し業者によっては、不用品の引き取りサービスも行っていることもあります。
引越しと同時に不用品の処分ができて便利ですよ。
ただ、全ての引っ越し業者が不用品回収に対応しているとは限りません。
大手の引越し業者でも「対応不可」という場合もあるので、引越し見積もりの際に確認しておくと良いですよ。
メリット | デメリット |
〇1つの業者で不用品処分と引越しが同時にできる 〇引越し日まで処分予定のものを使える | 〇業者によっては処分してくれない事もある 〇処分してくれるものに制限がある |
「引っ越しで複数の業者とやり取りするのは面倒」
「引越し日と同時に不用品処分をしたい」
と言う人には、引越し業者に依頼して不用品処分をするのがオススメです。
ただ、注意して欲しい点が一つ。
自衛隊の引っ越しに限って言えば、引越し代が実費支給となるのは「複数業者の見積もりの中で最安値の金額」となっています。
不用品処分も対応してくれる業者が最安値になるとは限らないので、場合によっては2番目に安い業者にお願いするこになるかもしれません。
その場合でも支給される引越代は一番安い業者の金額になるので、どうしても引越し業者に不用品処分も任せたい場合は多少の自腹も覚悟しましょう。
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不用品処分の方法、結局どれが一番楽チンでお得?
引越しで出る不要品の処分方法を7つ解説してきました。
それぞれメリット・デメリットもありますし、処分したい物によって手間も処分費用変わってきます。
各処分方法の特徴をまとめるので、自分に合った方法を選んで賢く効率に処分していきましょう!
処分方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
不用品回収業者 | 自宅まで引き取りに来てくれるので、手間も時間もかからない。 | ・丸ごと処分可能 ・すぐ終わる | ・費用が高くつく |
買取専門店 | ブランド品や専門的な物だと、捨てるより売った方がお金になる | ・高く買い取ってもらえる | ・買い取ってもらえない事もある |
リサイクルショップ | 小物やノーブランド品も、ジャンル問わずまとめて売れる。無料引取りしてくれることも。 | ・処分費用を節約できる | ・自分で持ち込む手間がある |
オークション・フリマアプリ | 出品や発送の手間がかかるが、高値で売れる。個人間でトラブルになる事もある | ・売却利益が大きい | ・必ず売れるとは限らない |
友人・知人にあげる | 処分費用が掛からず、ある程度信頼できる人に不用品を手放せるので安心 | ・処分費用がかからない | ・人脈が必要 |
自治体の回収サービス | 一定料金を支払い、定められた方法で確実に回収してもらえる | ・処分費用が安い ・確実に処分できる | ・手続きが複雑 ・引き取りにきてくれない |
引越し業者 | 引越しと同時に不用品処分が可能。手間がかからない | ・1つの業者だけで引越しと処分が同時に完了 | ・業者によっては対応していない場合も |
時間、手間、費用ごとにポイントをまとめます。
引越しの不用品処分の費用相場
実際のところ、不用品の処分費用というのは品目によってピンキリです。
処分したい物がある場合は、事前に処分費用の目安相場を確認しておくのがオススメですよ。
あまりにも高額な場合は、手間がかかっても自分で処分した方が良い事もあります。
引越し侍のデータによると、引越しでよく処分される品目の処分費用目安が紹介されています。
自治体・回収業者で金額が違うので、不用品の数によって「どれくらい費用がかかるか?」を概算できて便利ですよ!
自分で処分するか、業者に頼むか…悩んでいるときは決断前に下記の表をチェックしてみてくださいね。
出典:よく処分される品目の処分費用相場目安(自治体・回収業者)|引越し侍
品目 自治体での処分費用目安 回収業者での処分費用目安 ベッド 1,000円~1,800円 3,675円~5,250円 タンス 300円~2,500円 3,000円~ ソファー 1,800円 2,000円~ テーブル 300円~1,000円 3,150円~7,350円 冷蔵庫 3,400円~5,590円 4,200円~10,500円 洗濯機 2,300円~2,400円 3,675円~5,775円 テレビ 1,700円~3,048円 3,150円~7,875円 エアコン 1,300円~9,000円 3,150円~5,775円
自分で持ち運びが困難な粗大ゴミなんかは、回収業者に依頼しないとどうにもならないこともあります。
それに、まとめて回収してもらえることで多少費用は節約できますよ。
引越しの不用品処分の方法まとめ
今回紹介した不用品の処分方法7つを組み合わせれば、お得に賢く引っ越しの不用品を処分できます。
とはいっても、それぞれ別々の業者とやり取りが必要なので、手間がかかるというデメリットがあることも事実です。
一括で済ませたいなら引越し業者に頼む方法もありますが、利用する引っ越し業者によっては処分対象外の物もあったります。
それに、引越し日が近づくほど荷造りに追われて時間の余裕がなくなります。
最終的には「お金を払うから全部綺麗に引き取って!」という状態になる転勤族はとても多いです。
だったら最初から手間も時間もかからない『不用品回収業者』に頼むのが一番オススメです。
「でもやっぱり費用がネック…」
と言う人は、不用品の処分・引越しを全て一括で引き受けている業者を使うのも良いかもしれません。
不用品の処分も引き受けてくれる引越し業者を探す
自分で費用と手間と時間をかけて処分するより、簡単でコストもかからない方法の方がいいですよね?
まずは引越しの一括見積もりサイトを使って、不用品の処分も引き受けてくれる業者を探してみましょう!