国家公務員の自衛隊では、転勤シーズンは3月の春と、8月の夏ですよね。
特に3月に家族で引っ越しともなれば、引っ越し費用は1.5倍~2倍に膨れ上がることもあります。
ですが自衛隊では「引越代は定額の3倍まで実費支給」となっているので、それほど値引きに血眼になる必要はないかもしれません。
ですが実際に、支給上限を超える見積もりを出された人もいます。
支給上限を超えることは滅諦にないと思いますが、離島や本土以外の土地へ引っ越す場合は、値引き交渉も必要かもしれません。
引越代を「定額の3倍」までに抑える!これがカギです!
初めての春の繁忙期に引越しする人は、ぜひ3月の引越し料金の相場と値引き方法を覚えておいてくださいね。
3月の引越し料金相場は通常の1.5倍に跳ね上がる
3月~4月というのは引越の繁忙期で、特に3月ともなれば上旬と下旬で1.5倍以上も引越し料金が膨れ上がります。
それに、転勤に合わせた引越しとなると、多くの人が3月下旬に引越しを希望しますよね。
その為、3月下旬の引越しは引越トラックの奪い合いだと思ってください。
多少値段が高くてもお願いする人も多いので、ハッキリ言って「値引きしてください」とお願いするのは無理に近いです。
もちろん、引越代の支給上限に収まる金額であれば値引き交渉は必要ないし、早い者勝ちで引越し日とトラックを押させえてしまえば問題ありません。
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見積もり金額が引越代(移転料)の支給上限を超えるケースも
1000kmの距離の引越しなら、多くの場合は支給上限を超えることはないと思います。
ですが、引越し先が沖縄など離島だったりすると、相場よりもかなり高額な見積もりを出す業者も多いです。
知り合いの自衛官妻さんによると、沖縄への引越しで100万円の越えの見積を出されたことがあるそうです。
もし仮に100万円以上の見積を出されたら、国家公務員の引越代(移転料)の支給上限を軽く超えてしまいます。
支給上限を超えた分は財務省と協議とあるので、赤字分が支給されるかどうかは不明瞭です。
できれば心配事などせずに、気持ちよく引越ししたいものですよね。
とはいっても、なんとか値引きしようとお願いしても、業者からすれば3月の繁忙期は黙ってても仕事が入ってくる状態です。
そんな時に「安くしてください」とお願いしても、「いや、うちはこれが限界です」と言われておしまいです。
仕事がたくさんあるのに、わざわざ値引きして他者と競合する必要がないですからね。
そんなときは「お断り見積もり」を出されて、どう粘っても値下げしてくれずに「引越し難民」となってしまう事もあります。
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3月の繁忙期でも引越し料金を安くする方法
3月の繁忙期に見積もりをお願いしたら、支給上限を超える金額を提示されてしまった…。
そんなとき、「もう少し安く」とお願いしても、引越し業者だって商売ですから損になる見積もりは出せません。
具体的な金額を提示して、何を変更すればその金額内に収まるのか、営業マンに相談してみましょう。
①まずは自分の引越代(移転料)の支給上限を確認する
引越代(移転料)は、階級・引越し距離・単身帯同によって金額が変わります。
自分の引越代の支給上限はいくらまでなのか、事前に金額を確認しておきましょう。
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②引越し日を3月の下旬からズラす
最も引越し料金が高いのは、3月下旬の休日です。
もし引越し日をずらしても支障がないのなら、営業マンと相談して3月の中旬や4月の上旬などの見積も取ってもらいましょう。
自衛隊では「引越し難民」対策として、辞令を1か月半前に出すところも多くなってきました。
早めに見積もりのアポ取りをして、内示が出た後にすぐ見積りをお願いできる状態にしておけば、3月の中旬や4月の上旬など、比較的料金が安い時期のトラックを押さえることができますよ。
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③コンテナ便を利用する
一般的には、トラック1台を貸し切って現地まで運んでもらう「チャーター便」で引越しをすることが多いです。
ですが、それよりも料金が割安になるのが「コンテナ便」です。
荷物の到着まで数日かかるのがデメリットですが、もし引越しスケジュールに余裕があるようなら、コンテナ便を使って安く済ませるのもいいでしょう。
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④家具家電は現地で揃える
引越し代の節約にダイレクトに効いてくるのが荷物の量です。
長距離の引越しとなると、家財道具も破損する確率が高くなります。
もしそこそこ年数が経っていて買い替えの時期が近いなら、思い切って処分して現地で揃えた方が安上がりになることもあります。
引っ越しの営業マンには、持っていく荷物・捨てる荷物を詳細に伝えましょう。
最適な料金まで値下げしてくれることもあります。
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⑤宅急便を使った引越しも検討する
見積りを依頼するタイミングによっては、相場よりはるかに高い料金を提示されることもあります。
荷物が少ない単身者や夫婦だけなら、宅急便やゆうパックを使って引越しをする方法もあります。
必要最低限の荷物を宅急便で送り、現地で家具や家電をそろえます。
引越し業者と違って宅急便なら通年同じ料金ですし、宅急便代なども「引越しの為」であれば、領収書を取っておけば実費として請求できます。
繁忙期で引越し業者が捕まらない!という場合は宅急便を使った引越しも検討しましょう。
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値引きしてもらっても意味がない部分
自衛隊では「引越代は実費支給」とはいっても、支給対象外になる部分もあります。
それが、オプション料金です。
- 荷造りや荷ほどき(お任せパック)
- エアコンの設置
- ピアノや車などの運搬
- 入居前のクリーニング
などなど…
引越代の総額が手当の支給上限に収まっていても、オプション代は自腹となりますので覚えておいてください。
見積書は必ず内訳を確認しましょう。
また、引越し業者によってもオプション内容が変わります。
多少自腹になってもオプションを使った方が引越し楽になる場合もあるので、複数の業者から見積もりを取って引越し内容を検討してください。
まとめ
3月の春の繁忙期に転勤になった人へ向けて、引越代の値引き方法をお伝えしてきました。
繁忙期はとにかく引越代が高いです。
長距離移動になるほど高額な見積もりを出されることもあります。
引っ越し難民にならない為にも、次のステップで値引き交渉しましょう。
- 内示が出たらすぐ引越見積もりを依頼する
- 引越代がいくらまで支給されるか確認する
- 支給上限に収まるように業者と交渉する
初めて繁忙期に転勤する人は、ぜひ参考にしてください。
一番大事なのは、早めに引越し業者に見積もり依頼をすることですね!
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複数の業者からの見積り必須とはいっても、1社ずつ見積もり依頼をしていては時間がかかって大変です。
ここはネットの一括見積サイトを上手に使いましょう。
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- サクッと3社の見積りが取れれば良い
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業者の日程が空いていれば、そのまま引越し予約まで出来きます。概算料金を比較して引越手当の範囲内なら、そのまま予約しちゃった方が早いですね。
春に引越しする人へのワンポイントアドバイス
春の繁忙期の引越しは【業者は早い者勝ち】という傾向があります。
特に内示が出る週は見積もり依頼が殺到します。
訪問見積もりのアポ取りは、1分1秒でも早く業者に連絡した方が勝ちです。
知り合いの自衛官妻は、内示が出る翌日に合わせて見積もり予約をお願いしたところ「大手1社は断られた」と言ってました。
あまりギリギリに訪問見積もりのアポ取りをしてしまうと、肝心の見積もりさえ断られることもあります。
早めに業者を確保したいなら、サクっと訪問見積もり予約ができる「 引越し侍 」を使って、早めに業者を確保しましょう。
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