秋晴れの11月、開校祭も二日目。

わたしは息を上げながら彼の部屋にたどりつきました・・・

「今日、なに?すごいひとだよ・・・」

彼は涼しい顔でわたしを迎えます。

「今日が本番だから。」

防衛大の開校祭1日目!彼の親御さんと初対面!

 



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開校祭 本番

彼の「部屋」も心なしか昨日より活気ついている気が・・・

後輩さんたちの親御さまたちの姿が目立ちます。

しかし外の人の多さには驚きました。

昨日は無かった正門前の長蛇の列、テレビ局らしき大きなカメラを抱えた人たちまで・・・

「“棒倒し”があるからね」

「お、おお・・・」

彼から聞いてはいましたが、棒倒しとはすごいイベントみたいです。

「それまで時間もあるし、俺も仕事終わったから、屋台でも見に行こう~」

「う、うん・・・」

彼に連れられてのぼってきた階段を降り防衛大学校の制服ではない、いわゆる自衛隊のひととも何人もすれ違います。

(彼も将来これをきるのかな)

教官だと言う自衛隊員のひとたちに思いを馳せていると外に着いていました。

「え。。。。」

わたしは思わず声をあげました。



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意外とモテる?防大生

外に出て他の大隊の屋台を目指して歩いているとびっくりする光景に遭遇しました。

「女の子がたくさん・・・・」

「あ~恋の片道切符だね~」

「恋の片道切符・・・?」

彼が説明してくれた恋の片道切符」なるものは、その大隊の学生の顔写真、連絡先が掲示された 女性向けのいわゆる恋活?イベントでわりと歴史のあるものだそう。

確かに、開校記念祭に来てくれる女の子たちなら、初めから防大生ということも理解してくれているし、好意的なはず、さすが恋愛に敏感な防大生・・・・チャンスはのがさないようです。

それにしても、女の子たちの掲示に対する眼差しの真摯なこと。・・・・

(防大生って人気があるのかな~)

(防大生って意外と人気があるのかな~)

わたしの恋愛相談に応えてくれた周りの私立大学生やキャリアガールたちの

「なんとなくお堅そう」

「仕事が特殊で将来設計が立て辛そう」

な反応しか知らなかったわたしは素直に驚きました。

確かに、開校祭や横須賀で見かける制服姿の防大生は凛々しくかっこいいかもしれません。

きゃっきゃっと恋の片道切符を見る女の子たち、それを遠巻きに熱く見つめる某大隊の学生たち・・・

「青春だね~」

見ているわたしまでどきどきしてきます。

出会ったばかりのころ、初めてのデート、初めての制服姿いろんなことを思い出します。

「この大隊の学生によると彼女がいたり興味がなくても強制参加らしいよ」

え・・・・・(笑)

 

防衛大学校には留学生もいっぱいいます。