防衛大学生である彼からデートに誘われて、横浜駅で待ち合わせ。

初めて見た彼は、とっても大きくて、日焼けして、短髪が印象的な男性でした。

防大生からデートのお誘い

 



スポンサーリンク

防衛大学生との初めてのデートは水族館へ

京急の赤い電車に揺られて、水族館に行きました。

ジンベエザメをみて、お揃いのストラップを買ってくれたりして、教科書のような非常に健やかなデートを彼はしてくれました。

気づけば、すっかり日は暮れていました。

「夜は、防大で人気のある寿司屋どうですか?」

彼が私に聞きました。

「寿司ですか?水族館行ったのに?!」

「それなら、うーん、しゃぶしゃぶどうですか?」

「じゃあ、それで…」

はじめて会う人間と鍋?!

ていうか女の子とはじめての食事でしゃぶしゃぶ?!

と驚いたものの、肉が大好きだった私は、彼の提案に頷きました。

防衛大学校の知られざる生活

そして、しゃぶしゃぶ屋さんで食事をしていると、彼はお酒が入ってきたので「防衛大学校」のことをぽつぽつと話してくれました。

私がかねてより疑問だった、

「なぜ朝と夜に時報のように連絡をくれるのか」

「朝、起床ラッパがなるちょっと前に目が覚めるので、つい連絡してました。

夜は消灯時間にですね。それまでは”課業”がつまっててなかなか連絡できないんです」

とのことでした。

朝6時ころの「おはよう」夜10時ころの「おやすみなさい」のことでしょう。

しかし、この返答だけでわたしには波のように疑問が湧いてきました。

え?「起床ラッパ」「消灯」「課業」?

「あの、大学に、泊まってらっしゃるんですか?」

「はい。というか防衛大学校は全寮制で、平日は外出不可能なんです。

そして、正確には『大学』じゃないんですよ~」

彼は涼しげにサワーを呑みながら、ガンガンわたしの常識を覆してきます。

「えっっ?」

「とお子さんたちが通うような『大学』は『文部科学省』の管轄で、『防衛大学校』は『防衛省』が管轄する、『大学校』なんです。むかしは学位も貰えなかったらしいです」

「だから…『任官拒否』が話題になるんですか?」

あ、ちょっと、突っ込みすぎたかな、、

でも、彼は気にもとめずに頷いてくれました。

「そうなんです。私たちは階級はないものの『防衛省職員』なんで、…まあ、あそこにいたら自衛隊がちょっと嫌いになるのも、わかりますけどね」

彼は、昼間のちょっと緊張していて「水族館のあとに寿司」を提案する、デカイけどなんとなく「抜けている人」という印象から「社会人」の顔を見せました。

金曜日でも、ごはんに行けない理由も判明しました。

まさかこの年齢になって土日祝日のみ外出可能なんて…

とりあえず、彼と友達は結構大変な大学…いや大学校生活をしているようです………。

あと…………………

初めて会ったのに同じ鍋をつついても嫌な感じがしませんでした。

念願の防大生の彼氏ができました