自衛隊の夫や彼氏を持つ人なら「飲み会が多い!」と思ったことが一度はあるでしょう。
自衛隊は昔から飲み会(宴会)が多いと言われていますよね。
妻からすれば家計にも響きますし、
彼女からすれば頻繁に飲み会に行くのは良い気がしません。
一体なぜそんなに飲み会が多いのでしょうか。
自衛隊の飲み会が多い理由
自衛隊では飲み会のことを「宴会」と呼びます。
この宴会は転勤シーズンや年末年始などに集中しています。
転勤シーズンである3月、7月
年末年始の12月、1月
そして演習が終わった後にも宴会が行われます。
これだけだと、普通の会社とあまり違いがないと思えますが、
自衛隊が特殊なのは「隊」ごとに宴会があるということです。
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自衛隊の宴会は隊ごとに行われる
例えば自衛隊では一つの部隊は下記のように構成されています。
大隊や連隊⇒中隊⇒小隊
飲み会は中隊や小隊ごとに日にちを変えて行われます。
また、同期の集まりや、出身地方の集まり、以前の部隊の集まり…などなど
転勤が多い自衛官ですから、部隊の中を探せば様々な共通の集まりが出来ます。
特に幹部自衛官ですと様々な部隊を経験しますので、
その都度、○○勤務経験者、○○教育経験者、といった宴会が行われます。
その結果、1か月に宴会が4,5回という人も出てきます。
自衛隊の宴会に2次会はつきもの?
自衛隊の宴会では2次会はつきものだと思っている人も多いと思います。
スナックやキャバクラといった女性のいる店で2次会を開催する場合もあります。
特に独身の若い自衛官の場合は2次会へ行くことも多いですが、
結婚している自衛官では、1次会で帰る人も多いです。
上官の付き合いで2次会へ連れていかれる隊員もいるので
全員が「お酒好き」というわけではないのです。
宴会は人付き合い
自衛官にとって宴会は人付き合いです。
自衛官の勤務地は日本全国、いつ自分が転勤で見知らぬ土地に行くかもしれません。
そのときに助かるのは仲間の存在です。
自衛官にとって仲間の存在は仕事をする上でも、生活をする上でも大切です。
宴会はお金がかかりますが、その分仲間の絆を深めていますので決して無駄なことではありません。
自衛官の夫や彼氏を持つ女性で「宴会が多い」と怒る気持ちはわかります。
しかし、そんなときは宴会も仕事のうちと考えてあげましょう。
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