自衛官妻の皆さん、貯金するのって結構大変ですよね。
他の自衛官妻はどうやって貯金しているのか気になったりしませんか?
我が家の家計は毎月赤字です(笑)
でもちゃんと貯金できてますよ。
将来の為にお金は必要だし、かといってチマチマ節約しても大した金額にはならない。
通帳の残高を見て「あんまり増えてないな」とため息つくこともあると思います。
そんな自衛官妻にぜひオススメしたいのが、iDeCoと積立NISAで「お金を増やす」方法です。
普通に現金で貯金していくよりも、10年後、20年後の資産が何倍も違ってきますよ。
自衛官家庭なら『iDeCo』と『つみたてNISA』は絶対やるべき
自衛官妻やってると、突然の出費や予想外の支出に頭を悩ませることが多いですよね。
- 転勤・引越
- 部隊の宴会
- 部隊の謎の集金
- 高すぎる装備品代
- 転園・転校で揃える学用品
頑張って節約してもスグに万単位でお金が飛んでくので、全然貯金がたまりません。
将来の家の購入資金や、子供の学費、老後の備えだって必要です。
自衛隊の防衛省共済組合の貯金は利率は良いですが、昔より利息は少なくなりました。
そこで私がこの状況を打開するべく始めたのが、iDeCoと積立NISAです。
どちらも資産運用の一つですが、何と言っても「投資の知識が浅くてもお金を増やしやすい」のが特徴です。
基本的には頻繁に売ったり買ったりはしないので、一度投資先を決めたらそのまま放置です。
長期的に資産運用することで、最終的には十分な運用益が期待できます。
私も大して知識は無かったのですが、なんとか資産運用してお金を増やすことが出来ています!
こんな感じでお金は増えていきます
例えば、毎月2万円を『つみたてNISA』』で運用した場合、20年後にはこんな感じで資産が増えていきます。
最終的には、約35%増になって資産が増えていきます。(※利回り3%で計算した場合)
もちろん順調に資産が増えていくとは限りません。
そこは冷静に受け入れるべきリスクの一つです。
でも、普通に銀行に貯金したとしても、現在の銀行の利率は約0.2%くらい。
同じように毎月2万円を貯金しても、20年後の利息はせいぜい1万円ほどです。
そう考えたら、つみたてNISAやiDeCoで運用したほうが断然良いですよね。
『iDeCo』と『つみたてNISA』って?それぞれのメリット・デメリット
iDeCo・つみたてNISAは銀行に預けるより「お金を増やしやすい」というのが分かったと思います。
でも、結局この2つの何が違うのか、良く分からない人も多いと思います。
なのでまずは、ザックリとiDeCoと積立NISAについて解説していきますね。
それぞれメリット・デメリットもありますし、向いてる人と向いてない人がいます。
よくチェックしてみましょう!
iDeCoとは?
受給は60歳からなので、簡単に言えば個人年金みたいなものですね。
一番のポイントは「掛金は全額所得控除」ってとこです。ようするに税金が安くなります。
iDeCoのメリット
- 所得税と住民税が安くなります
- 運用益は非課税なので儲かっても税金0円です
- 受給時も所得控除になるので所得税と住民税が安くなります
所得税と住民税が安くなるのが最大のメリット!節税効果は抜群です!
iDeCoのデメリット
- 急にお金が必要になっても60歳まで引き出せません
- 所得の少ない扶養内で働く主婦にとっては節税効果は薄いです
- 自分で運用するので元本割れすることもあります
元本割れする可能性があるのが一番のデメリットです。
こんな人にiDeCoはオススメ
- 無駄に税金を取られるのが嫌な人
- 将来は国の年金だけでは不安な人
私は転勤をきっかけに数年間は専業主婦をやったので、将来の年金が少ないのが気になって始めましたよ!
つみたてNISAとは?
iDeCoと違って必要になれば好きなタイミングで現金化できます。
つみたてNISAは100円や1000円といった、少額でも始められるのが特徴!投資初心者でも手を出しやすくてオススメです。
つみたてNISAのメリット
- 口座開設から最長20年間は儲かっても税金0円
- 少額投資ができるので家計負担が少ない
- いつでも好きなタイミングで現金化できる
毎月の生活費から十分な貯金ができないって人でも、小額投資で未来に向けてしっかりお金を増やしていけるのがポイントです。
つみたてNISAのデメリット
- 大きくガッツリと資産を増やすことは難しいです
- 掛金控除はないので税金が安くなることはない
- 自分で運用するので元本割れすることもあります
やはりコチラも元割れする可能性があるのが一番のデメリットです。
こんな人につみたてNISAはオススメ
- 銀行に預けるよりも多少は資産を増やしたい人
- 20代~30代のライフプランが具体的に決まってない人
私は将来いつか家を購入するときの為に『つみたてNISA』を始めました。まだまだ帯同で転勤についていく予定ですが、いざという時の為にお金は持っておきたいですよね。
【注意】iDeCo・つみたてNISAは現金貯蓄がある程度溜まってから
iDeCoやつみたてNISAのような資産運用は、生活に余裕がでてきてからでも全然いいと思います。
自衛官含む公務員は20代の内はどうしても給料が低いし、奥さんが妊娠・出産・育児で働けない間は生活費もギリギリなのは良く分かってます。
むしろ、生活費を削ってまで資産運用に回すべきではありません。
理由は2つ。
- iDeCoは緊急時でもすぐ引き出せない
- つみたてNISAもずっと景気よく増えるわけじゃない
例えば、病気や災害など、家族に何か重大な事が起こったときに「スグに使える現金」がなければ生活が立ち行かなくなってしまいます。
つみたてNISAだって景気に左右されるので、確実に毎年資産が増えるというわけではありません。
「いざお金が必要」となったときに元本割れしていたら損ですよね。
できれば景気が上がって運用益が出たときに換金するのがベスト。
それに、投資の掛金が原因で、日々の生活が苦しくなるようでは本末転倒です。
というわけで、iDeCoや積立NISAといった資産運用は、十分な現金貯蓄ができてから始めるのがオススメです。
iDeCoや積立NISAを始める貯金額の目安
十分な現金貯蓄ってどれくらい?って思うかもしれませんね。
これは各家庭により様々ですが、半年分の生活費が溜まってからでもいいと思います。
もちろん心配な人は、1年分でもいいし、子供の学費が確保できてから…というのでもいいです。
我が家は1年分の生活費が確保できたことで、資産運用に踏み切りました。
我が家は官舎住みで持ち家がないので、もしもの時の為に結構多めの貯金を残してます。
ちなみに、iDeCoや積立NISAをすると毎月赤字になりますが、ボーナスで補填するので問題ないです。年間でみればしっかり現金貯蓄もできてます。
自衛官って月給はそこまで高いわけじゃないのに、ボーナスだけはしっかり出ますからね(笑)
iDeCoと積立NISAどっちを選んだらいいの?
iDeCoなんかは節税効果が凄く高いです。
20代~30代のうちに資産運用するなら、先にiDeCoをやったほうがメリットは大きいと思います。
つみたてNISAに関しては100円からの少額投資も可能ですが、節税メリットは無いので生活に余裕が出てきてからでもいいと思います。
私個人としては、夫婦で名義を分けて両方やるのがオススメです。
夫婦のどちらかがiDeCo、どちらかがつみたてNISAでもいいです。
例えば、iDeCoはいざという時でも60歳まで引き出せません。
そういうデメリットも考えて…
- 収入が少ない妻の方が少額でつみたてNISA
- 収入が多く節税効果の高い夫がiDeCo
と、家庭内で分けて資産運用するのも良いと思います。
もちろん余裕があるのなら、夫婦ともにiDeCo・つみたてNISAの両方をやっても良いと思います。
我が家のiDeCoと積立NISAの状況
ちなみに我が家は、私がiDeCo、夫がつみたてNISAです。
私の方が収入が少ないのですが、それでも節税効果は私でも十分得らます。
おかげで2020年の所得税は0円にすることができました!iDeCoの節税効果半端ないです!
それに、転勤をきっかけに専業主婦やってた期間もそこそこあって、将来夫より年金が少ないのは確実・・・
なので、将来の自分の年金を増やしたい気持ちから、私名義でiDeCoをやってます。
最後にケイコからのアドバイス
iDeCoについては節税対策としてはかなりお得な制度なので、資産運用が良く分からなくても「節税の為」だけにやっても良いと思います。
もしも妻が扶養内であれば、夫名義でやると節税効果は半端ないです。
とにかく所得税と住民税が安くなるので、もし生活費から月5000円でも資産運用に回せるならiDeCoはやったほうがいいです。
特に自衛官って定年が早いので、老後資金を多めに用意しておく必要はあると思います。
普通に現金貯蓄するよりも、iDeCoやつみたてNISAを活用したほうが、お金は増やしやすいです。
20年後、30年後の資産額は、やらなかった場合と比べてかなり差が出ると思いますよ。
自衛官含む公務員のメリットは「給料が安定してること」です。それをうまく利用して、毎月少しずつでも資産運用に回していきましょう!