自衛官の彼と結婚前提で付き合っているなら、自衛官との同棲について考えたことがあるかもしれませんね。
同棲して一緒に住めば結婚生活のシュミレーションにもなりますし、二人で一つの部屋に住んだ方が家賃も節約できて結婚資金も溜まりやすくなります。
なにより、大好きな彼の傍で暮らせるというのは大きなメリットですよね。
ですが、自衛官には「同棲できる人、出来ない人」がいるので、だれでも簡単に彼女と同棲できるとは限りません。
今回は、自衛官の彼氏と同棲したい女性に向けて「自衛官との同棲条件」についてお伝えしていきます。
自衛官と同棲する為の条件5つ
自衛官と同棲する為の条件で大切なのが「階級」です。
自衛隊では階級によっては「営内居住」と言って、自衛隊の中で生活をすることが義務付けられています。
例えば、曹・士という階級の自衛官は「営内居住」が義務付けられているので、簡単に彼女と同棲することはできません。
つまり、自衛官と同棲する為には、彼が「外で暮らせる権利があるかどうか」が重要になってくるのです。
そして、自衛官が駐屯地の外で暮らせるようになる条件は次の5つです。
上記のどれか一つでも当てはまっていれば、営外居住をすることができます。
1つずつ説明していきますね。
幹部自衛官である
幹部自衛官の場合は、曹士自衛官のように「営内居住」の義務はありません。
普段から官舎や賃貸アパートに住んでいる人がほとんどです。
ですから幹部自衛官なら、彼女との同棲も割と簡単にできます。
曹長、1曹以上
幹部自衛官でなくても、 曹長や1曹という階級になれば営外居住ができます。
とはいっても、この階級は40代以上の人が多いので、20代の若手自衛官だとほとんどいません。
ただし、高等工科学校出身者や航空学生出身者など、特殊な入隊経路をたどってきた人なら比較的早く1曹になれるので、他の自衛官より早めに同棲できるかもしれません。
30歳以上2曹以上
階級が高くなくても、30歳以上かつ2曹になったら営外に住むことができます。
20代で2曹になる人もいますが、年齢が30歳に達してない場合だと外で暮らすことが出来ないので、彼女との同棲も難しいです。
逆に、入隊が遅く30歳を超えても2曹になっていない人の場合でも、同棲はできません。
結婚している
どんな階級の人でも、結婚すれば営外居住できるようになります。
自衛官が外で暮らす為には最も手っ取り早い方法と言えます。
※入隊したばかりの自衛官の場合は、結婚しても営外居住出来ないこともあります。
扶養親族がいる
結婚していなくても、子供などの扶養親族がいれば営外居住ができます。
離婚して父子家庭になっている自衛官なら、未婚状態でも彼女と同棲することは可能です。
【チェック】あなたの自衛官彼氏は同棲できる?できない?
同棲できる自衛官は次の3つ条件のどれかに当てはまっている人となります。
- 彼が幹部自衛官である
- 彼が1曹以上の階級である
- 彼が30歳、2曹以上である
20代の若いうちは、彼が幹部自衛官でない限り同棲は難しいかもしれません。
週末同棲ならどんな自衛官でも可能
「彼と同棲したかったのに営外居住の条件を満たしてなかった…」
そうガッカリした女性もいるかもしれませんね。
それなら、週末の休日のみ一緒に暮らす「週末同棲」はどうでしょうか?
営内で暮らす自衛官でも「外泊許可」を貰えばホテルや下宿先などに泊まることは可能です。
これを利用すれば、金曜日の夜から日曜日の夜まで一緒に過ごすことができます。
彼女側が一人暮らしをしているアパートで彼と週末同棲するケースもあれば、週末だけ二人で過ごす部屋を契約するケースもあります。
「週末同棲」でも普段より彼氏と長く一緒に居られるのは嬉しいですよね。
自衛隊の彼氏と同棲する意外なメリット
自衛官の彼氏との同棲には意外なメリットもあります。
結婚を前提に付き合っている人ほど、同棲したほうが良いケースもあるのでご紹介します。
家賃補助が出るので結婚資金が貯まりやすい
自衛隊では賃貸アパートに住んでいる人に対して家賃補助がでます。
上限27,000円で家賃の半額分の金額が支給されます。
幹部自衛官と付き合っている方や、彼が30歳以上でアパートで1人暮らししている場合なら、二人で一緒に暮らして家賃を浮かすのもいいですね。
そのほうが結婚資金が貯まりやすいですし、結婚生活の準備を整えやすくなります。
お互いに結婚への意識が高まる
二人で一緒の共同生活をすることで「結婚への意識が高まる」場合もあります。
同棲は結婚生活の模擬体験とも言えますので、これに刺激を受けて結婚を決意する人も多いそうです。
なかなか結婚に踏み切ってくれない彼と付き合っている場合は、同棲してみると良い方向に進むかもしれませんね。
自衛官と同棲する際の注意点
自衛官の彼氏と同棲する際には、いくつか注意点があります。
同棲を考えている女性は、失敗しないようによく確認しておいてくださいね。
自衛隊官舎で同棲はできない
自衛隊では家賃が格安な官舎が用意されていますが、こちらは自衛官とその家族しか住むことができません。
例えば、既に官舎で一人暮らしをしている彼の元で同棲をしたいと思っている場合、入籍していない状態では官舎で暮らすことはできません。
同棲するなら賃貸アパートで暮らすことになります。
家賃補助を貰うには彼名義で契約を
自衛隊から支給される家賃補助ですが、支給して貰う為には契約名義人は自衛官である彼の名前にしておかないと貰えません。
忙しい彼の代わりに彼女が部屋の契約を行っていたり、彼女側が1人暮らししていた部屋でそのまま同棲していた場合は注意が必要です。
部屋の名義人の名前を彼の名前に変更しておきましょう。
ちなみに「週末同棲」のような、正式な営外居住でない場合は家賃補助は支給されません。
まとめ
自衛官の彼氏と同棲する際の条件や注意点をお伝えしてきました。
自衛隊で寮生活をしている自衛官との同棲は難しいと考えていた人は多いと思いますが、彼が営外居住の条件をクリアしていれば同棲は可能です。
とはいっても、20代の若いうちは幹部自衛官でもない限り、同棲はできないと思っておいた方がよいでしょう。
その場合は「週末同棲」も視野に入れるのもいいですね。
彼名義で部屋を借りれば自衛隊から家賃補助もでますし、同棲をきっかけに結婚への意識が強くなったという人もいますので、同棲のメリットは大きいですよ!
自衛官との同棲を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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