自衛隊の結婚式ではご祝儀はいくらなのか悩んでませんか?
結婚式でお客様を招待する際に気になってしまうのは、やはりご祝儀ではないでしょうか?
ご祝儀はお祝いの気持ちということは十分理解できますが、引き出物のランクを決める上でも、一般的なご祝儀の相場を知っておきたいという女性は多いはずです。
今回は、自衛官の彼と結婚して式を挙げる場合、彼の職場の人がどのくらい包んでくれるのか、自衛隊ルールはあるのかについてお教えします。
自衛隊のご祝儀相場は1人3万円
一般の結婚式でのご祝儀といえば、3万円~5万円です。
ご祝儀は、奇数の金額が縁起がよいとされています。
これは、「夫婦が割れてしまわないように」という意味合いの地域が多いようですね。
では、自衛隊独自のご祝儀相場などはあるのでしょうか?
この答えは、「NO」です。
自衛隊の場合のご祝儀は?
自衛官の結婚式でも、ご祝儀は一般の相場と変わりません。
先輩・同期・後輩関係なく、ご祝儀の金額は3万円というところが多いようです。
3万円が相場なのに多く包んでしまって、後々友人はみんな3万円だったと知ると、なんだかちょっと損した気分になってしまうことも・・・私はあります(笑)
また、相場よりも高い金額を包まれていると、新郎新婦側も気を使いますよね。
「引き出物のランクを上げておけばよかった」といらぬ後悔をしないためにも、結婚式のご祝儀相場はしっかりと確認しておきましょう。
階級によってご祝儀の金額は変わらない。
招待客のご祝儀相場が3万円ということは先にもお伝えしましたが、階級によって金額が変わるのか、というと基本的には変わりません。
3曹だろうが、3尉だろうがご祝儀は相場と変わりないようです。
これは、一般の結婚式でも同じことがありますが、主賓でご招待するお客様は、一般客よりも多めにご祝儀を包んでくれることが多いです。
自衛官の結婚式で、主賓でお迎えするお客様というと所属する部隊の隊長、中隊長、などでしょう。
幹部自衛官の結婚式なら、連隊長クラスの方を主賓でお招きすることもあるようです。
主賓からのご主義相場は、5万円~7万円が多いようです。
ちなみに、入隊したての2士、1士だとお給料も少ないので、ご祝儀は1万円ということもあるようですので、これも頭に入れておきましょう。
ご祝儀相場はローカルルールにご注意!一律2万や会費制の地方もあり
結婚式のご祝儀というのは、じつは全国共通ではなく、地域によって違うってご存知でしたか?
引き出物や食事の料金から、招待客全員のご祝儀を一律で設定していたり、結婚式自体を会費制にするなど、ご祝儀の格差をなくすような結婚式にしている地域もあります。
沖縄のご祝儀は一人1万円
ちなみに沖縄では、友人・同僚の結婚式であれば、包むご祝儀は基本的に1万円です。
沖縄の結婚式は招待客が200人以上という大規模なものが当たり前。
そのため、一人ひとりのご祝儀は少なくても、総額は多くなるということです。
逆に、東京だと招待客は50人~70人が主流ですから、1万では少ないですよね。
北海道や青森は会費制
それからあまり知られていませんが、北海道や青森県の一部では結婚式は会費制が基本になります。
招待状と一緒に会費の金額をお知らせして、招待客に来てもらいます。
会費制の場合は15,000円~20,000円が相場ですね。
この場合は主賓でお呼びした中隊長なども、みんなと金額をそろえて会費のみ提出することがほとんどです。
このように、その地域の結婚式のスタイルに合わせてご祝儀を包むのは、自衛隊でも一般の方でも同じなのです。
自衛隊の結婚式のご祝儀まとめ
結婚式のプランを考える際に、お招きするゲストの方にも楽しんでもらえるように演出や食事、引き出物についても考えますよね。
頂く金額に見合ったおもてなしをしたいという気持ちももちろんありますが、できればご祝儀で結婚式の費用をまかなえると嬉しいですよね。
結婚式のご祝儀は、地域の相場に合わせて包む人がほとんどですから、プランを立てる際には、プランナーさんにも確認してみると良いでしょう。
自衛官は転勤族ですので、いつどの地域で結婚式をあげるかわかりませんね。
逆言えば、転勤先で夫が同僚や部下の結婚式の呼ばれたときに、どの地域かによってご祝儀相場もかわってくるということです。
いろんなご祝儀事情があることを知っておくと、後々悩むことはないですよ。
なお、自衛官との結婚式についてはコチラの記事ですべて分かるようになっています