幹部自衛官との結婚を考えている女性のために、35歳くらいの幹部自衛官の年収がどれくらいなのかをご紹介します。
真剣に将来を考えている相手なら、収入の面は気になってしまうものですよね。
- 幹部自衛官だと普通の自衛官と違うの?
- 35歳の幹部自衛官って年収いくら?
- ぶっちゃけ幹部って年収1000万円超?
お金のことは面と向かって相手に確認しにくいもの。
今回は、幹部自衛官の年収や階級について細かく説明していきます。
幹部自衛官との結婚を視野に入れている女性は、是非この記事を参考に将来設計を考えてみてください。
幹部自衛官35歳の年収は約730万円
幹部自衛官(35歳)の平均年収は約730万円と言われています。
※防衛省が公開している資料を参考
自衛官の給料は?
他にも色々な転職口コミサイトなどを調べてみると、35歳の幹部自衛官で「年収は700万ほどあった」という声が多かったので、防衛省の公開資料は信用できそうです。
しかし、35歳の幹部自衛官といっても、階級によっては当然給料が変わってきます。
自衛隊の俸給表を見るとわかるのですが、同じ幹部でも「尉官」から「佐官」の間で基本給の上げ幅がかなり大きくなってきます。
同じ35歳の幹部自衛官でも、尉官の人もいれば佐官になっている人もいます。
当然年収が多くなるのは「佐官」の方です。
※「俸給」とは基本給のようなもので、年功序列で毎年上がっていくものです。
幹部自衛官の平均年収は階級によって変わる
まず前提として、自衛官の年収は階級によって変わってきます。
幹部の階級は9個の階級に分かれていて、下から尉官・佐官・将補・将・幕僚長となっています。
また、最初から幹部自衛官として入隊する人もいれば、曹士から試験に合格して幹部自衛官になる人もいます。
これからの階級ごとに細かく基本給が設定されているので、幹部自衛官の年収は階級によって変わってくるのです。
幹部自衛官の平均年収は560万円以上
幹部自衛官の平均年収は、およそ560万円〜680万円です。
ざっくりと計算しても、月収40万円以上、年2回のボーナスで100万円以上です。
他にも、地域や扶養家族によって手当がついたり、訓練内容によって手当が加算されることもあります。
つまり、階級・勤続年数・家族構成によって俸給や手当の額が変わるので、同じ階級の自衛官でも給料に大きな差が出るのです。
例え同じ35歳の幹部自衛官でも、ピンキリな年収になるというわけです。
35歳の幹部自衛官の階級はどれくらい?
一般的に、幹部自衛官になるには3つのパターンがあります。
大学を卒業してすぐに幹部になった人なら、35歳の頃には1尉〜3佐というところです。
部内試験を経てから幹部自衛官になった人だと、35歳の頃には3尉〜1尉が多いですね。
最短で佐官になれる昇任の一例
参考までに最短で佐官になれる年齢と、その過程を紹介しておきます。
自衛隊の中では防大出身者が一番昇任スピードが速いので、防大出身者を例に説明します。
ただし、上記の昇進ケースはかなり優秀な自衛官です。
1尉から3佐へ昇任するには最短5年ですが、遅ければ10年以上かかる場合もあります。
というわけで、防大出身者や一般幹部候補生で入隊した35歳幹部自衛官であれば、平均して1尉~3佐あたりの階級が妥当ですね。
もしお付き合いしてる幹部自衛官が35歳前後で3佐になっていれば、高確率で将来は偉い階級まで昇任します。
ちなみに、一番昇任スピードが早いのは「防衛大学校」を卒業した幹部自衛官とも言われています。
幹部自衛官の彼氏の階級を知る方法
直接相手に階級の事は聞きずらいという場合は、制服姿や写真を見せてもらいましょう。
自衛官は襟のところに階級章がついてます。
この階級章は階級によって微妙に違うので、次の表に当てはめると彼氏の現在の階級がわかりますよ。
34歳で「3佐」であれば、出世街道まっしぐらです。
40代になれば年収も900万円近くなる可能性が高いです。
幹部自衛官で年収1000万を超える階級は?
自衛官は国家公務員ですが、年収1000万円を超える人は本当に一握りです。
自衛隊の階級で言うと、「1佐」以上の方たちです。
1佐以上なら年収1000万円越え
40代後半の1佐であれば、年収は約1,200万円。
「陸将、海将、空将」 ともなれば年収はもっと多くなり、 年収は1800万円以上になることもあります。
ただし「将」まで昇任できるのは同期の中でも数名程度。
防大出身者や一般幹部候補生として入隊した人なら、30代で3佐になっている人がほとんど。
そういう人たちなら、将来は年収1000万に届く可能性もあります。
海上自衛隊の幹部なら30代でも1000万円を超える?
海上自衛官は出港の際に手当として、給料が3~4割増しになると聞いたことがありませんか?
「海上自衛隊の幹部自衛官なら年収1000万円に届くかも!?」
そう思っているい人もいるかもしれませんね。
佐官の年収は、平均年収.jpによると約528万円~960万円と言われています。
昇任スピードが速く35歳で3佐になっていたとして、 仮に年収が528万だとしましょう。
一番手当が厚い潜水手当を貰っていたとして、単純計算で年収に4割プラスしてみると約740万です。
自衛隊の中では一番高給取りといわれる海上自衛官で計算してもこの結果です。
35歳で年収1000万を超える幹部自衛官というのは、あまり現実的ではないようですね。
まとめ
結婚適齢期である35歳幹部自衛官の年収は約700万円程です。
なお、35歳で年収1000万円というのは、自衛隊の中で一番高給取りと言われる船乗りだったとしてもありえない金額です。
ただし、自衛官は国家公務員ということもあって、給料は年功序列で上がっていきます。
40代後半の1佐くらいになると、各種手当などを含めて年収1000万円は十分可能です。
また、幹部自衛官の給料は階級・勤務年数・家族構成などで変動するので、具体的な年収についてはピンキリです。
もし幹部自衛官と結婚を考えている女性がいたら、この記事を今後の将来設計にぜひお役立てください。
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