海上自衛隊の結婚生活や結婚式、出産時の育児休暇など、気になっている方が多いようですね。
海上自衛官と言えども、結婚式や新婚旅行も自由に行えますし、妻が出産したとなれば育児休暇も取得できる制度があります。
しかし、海上自衛官の中でも艦艇勤務の方は自由が効かないことが多いようです。
海上自衛隊の結婚生活は先の見通しがまったく分からないという人もいれば、地上勤務で比較的ゆったりとした結婚生活を送る人もいます。
結婚式、新婚旅行のタイミング
艦艇勤務の自衛官は、出航の予定とかぶらないように結婚式を行う必要があります。
式に職場の同僚や上司を呼ぼうと考えているなら、尚のこと、スケジュール調整が難しいと言われています。
中には「いつ出航になるか分からない。だから結婚式はしない」という人もいるんだそうです。
なので結婚式は入籍した年月に関係なく「部隊の都合が付く日」に合わせたり、新婚旅行は正月か盆休みの長期休暇に合わせて行く、と言うのが多いんだとか。
もしも新婚旅行などで慶弔休暇を貰う場合は、5日間は連続して休みを取らせてくれるところがほとんどだそうです。
なお、自衛隊の結婚式についてはコチラのページでまとめてあります。
儀礼服、余興、費用まで…自衛隊の結婚式の全てがわかるようになっています。
海上自衛官でも育児休暇はとれるの?
妻が転勤先で一人で出産し、誰も頼れない状況なら、夫の育児休暇は非常に重要になってきます。
もちろん夫が航海中であれば育児休暇を取ることも難しいでしょう。
自衛隊では男性でも上司の許可が降りれば、育児休暇は1週間程度貰えることが多いようです。
妻が産院から退院した直後は大変ですので、夫の手助けがあることに越したことは無いです。
しかし、「部隊が忙しいので許可が出せない」と言われることもあるのです。
そこは部隊によりけりですが、艦艇勤務や忙しい部隊の場合は育児休暇の望みは薄いでしょう。
妻は一人で育児ができるように、地域のサポート体制など出産前から勉強しておく必要があります。
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海上自衛官との結婚生活は考え方次第で幸せに
転勤が多く全国を転々…。
夫は一年の半分は不在…。
出産後も不慣れな土地で一人きり…。
しかし、一つの土地に留まらないことで煩わしい人間関係もリセットできます。
普段いけないような観光地のすぐ近くで生活できることもあります。
夫が不在で居ない分、自分の時間が増えます。
さらに船乗りの自衛官はお給料が良いので貯金が沢山できます。
出産後が一人で不安なら、実家に帰る人も多くいます。
夫は艦の中なので食事の心配もいりませんし、気兼ねなく里帰りできます。
「結婚生活で寂しいのは最初だけ」なんて言う人もいるくらいです。
つまり、亭主留守で元気がいいといった状態ですね。
毎日顔を合わせるとマンネリするから、たまに顔を合わせることで新鮮さが保てるという女性もいるようです。
艦艇勤務の海上自衛官との結婚生活は一見して大変そうに見えますが、考え方しだいでは幸せな結婚生活でしょう。
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