自衛隊で貯金はどれくらいできる？結婚前の自衛官の平均貯金額はこれくらい。

自衛官は貯金がしやすいと言われていますよね。

でも実際どれくらい貯金できるのか知りたくないですか？

特に自衛官との結婚を考えてる女性からすると、結婚前の貯金額は重要事項ですよね。

給料は良いけど「貯金が無い」なんてことなら浪費家という事にもなるので、そういう所をチェックしたい女性も多いと思います。

私も結婚前は夫の貯金を見せて貰って浪費癖が無い事を確認したので「あ～、この人と結婚しても大丈夫だわ」と安心しました。

実際、結婚後も大きな浪費はなく順調に貯金ができています。

この記事では、自衛官との結婚を考えてる女性に向けて

この2点をお話しします。ぜひ参考にしてください。

自衛隊では貯金はどくれくらいできる？平均貯金額は？

最初に結論を言いますと、自衛隊では入隊2年で200万円以上は貯金が可能です。

もちろん人によって貯金額は様々ですが、特に散財もせずに普通に自衛隊生活を送っていれば平均約200万円くらいの貯金をすることは可能です。

自衛官候補生（入隊2年）で貯金額は約240万円も！

コチラの動画でも説明がありますが、自衛官候補生で入隊するとほとんど生活費はかかりません。

ですから、給料が低くても毎月多くの金額貯金に回すことができるのです。

例えば毎月の貯金額としてはこんな感じ。

衣食住がついている自衛官なら、これだけの貯金が可能なんです。

ですから、一般的な人なら入隊2年目を終えるころには約240万円の貯金がたまっていてもおかしくはありません。

頑張れる人なら2年間で約400万円を貯金することも可能です。

私の夫の結婚前の貯金額は…？

では実際に、私が夫と結婚したとき、どれくらいの貯金額だったのか紹介します。

自衛官の彼氏と結婚するときの参考にしてください。

夫は結婚当時は入隊して5年以上は経過していましたが、その時の貯金額は約500万円でした。

ちなみに自分のお金で、運転免許取得・車購入・バイク購入をしての貯金額です。

それほど貯金に力を入れていたワケでもないようでしたが、気がついたらこれくらいの金額になっていたようですよ。

自衛官が貯金をしやすい理由２つ

どうしてここまで自衛官は貯金がしやすいのかというと、ちゃんと理由があります。

それがこの2つです。

営内暮らしで生活費がかからない

自衛官は衣食住が保証されていて、営内暮らしであれば家賃も生活費もかかりません。

つまり、給料のほとんどを貯金できる環境にいるわけです。

入隊1年目の自衛官なら月給は約15万円ほどで、各種税金を引いても手取りは約10万円。

手取り10万円の半分である5万円を貯金したとしても、残り5万円は丸っとお小遣いのようなものです。

決して高くはない給料ですが、貯金しながら余裕で生活もできます。

さらに2任期目になればもっと給料は上がりますので、貯金しつつ自分の欲しい物や大きな買い物も出来るようになります。

防衛省共済組合の貯金の利率が良い

自衛官が貯金をしやすい理由はもう一つ。

それが、自衛官は防衛省共済組合の貯金事業が利用できることです。

この貯金が民間の銀行に比べて利率が良いので貯金も貯まりやすいんですよ。

防衛省共済組合の貯金利率

• 普通預金：０.４９％
• 定額積立：０.９９％
• 定期預金：１.２３％

昔はもっと利率が良かったのですが、それでも民間銀行と比べても各段に利率が良いです。

今どき銀行に預けても利率なんて良くて0.1％ほどですからね。

自衛官でも貯金出来ない人もいる

自衛官は貯金がしやすいとはいっても、それは衣食住の心配がない営内居住の自衛官の話です。

幹部自衛官になると話は違います。

曹士階級の自衛官は営内居住が義務付けられていますが、幹部自衛官は逆に営外居住になります。

つまり、幹部自衛官だと自分で家賃や生活費を捻出しなければいけないのです。

その為、貯金がなかなか出来ないという幹部自衛官も多いですよ。

幹部自衛官は貯金がし辛い現実…

幹部自衛官になると官舎や民間アパートに住んで家賃を払い、食事も自分で用意する必要があります。

自衛隊の給料・年収【階級別・年齢別・職種別】でも紹介した通り、幹部自衛官の初任給（基本急）は約23万円です。

そこから各種税金を引いたら、手取りは約16万円ほど。

なお、一人暮らしをする一般的な社会人の生活費の平均額は、毎月約13万円～15万円とも言われています。

手取り16万円ほどの幹部自衛官の場合は、貯金がしにくいのが分かりますね。

幹部自衛官は引越し貧乏！

また、幹部自衛官は引っ越しも頻繁にあります。

自衛隊の引越手当（赴任旅費）の金額はこれくらい。でも説明しましたが、引越費用の約半分が自腹になることが多いので、せっかくの貯金も引越しで消えていくことも多いです。

ですから、若い幹部自衛官は貯金できないとも言われています。

自衛官の平均貯金額は1000万って本当？

例えば、ネットでは自衛官の平均貯金額は1000万円という情報もあります。

確かに、自衛官候補生で入隊した自衛官なら2年で200万円の貯金が可能ですが、1000万円も貯金するなら10年も必要になります。

その間、車も購入せず、彼女も作らず、結婚もせずにいたら30歳前で1000万円の貯金もできそうですね。

一般自衛官でも車を購入すればそれで100万～200万は一気に貯金が減りますし、維持費もかかるようになってきます。

地元が遠い人は帰省費で毎回10万円以上使うでしょうし、実家に仕送りする自衛官も少ないわけじゃありません。

仕事で使う道具に数十万円をかける人もいるので、せっせと貯金してもある程度は使ってしまうことも多いです。

未婚の若い20代一般自衛官であれば、貯金額はせいぜい300万～400万円でしょう。

なので、入隊10年たっても1000万円の貯金が無かったからと言って「浪費癖がある！」と判断するのは早とちりかなと思います。

あとは飲み会も多いですしね…（笑）

関連自衛隊の夫、彼氏の飲み会が多い！宴会が多い理由について

ただし、本当に1000万円を貯金できる環境の人もいる

貯金がしやすいのが曹士階級の自衛官とお話しましたが、さらに貯金がしやすい自衛官もいます。

それが、海上自衛官の船乗りです。

艦艇勤務の海上自衛官には、航海手当などで通常の約4割増しの給料をもらうことができます。

そして、地上で働く自衛官と違って、使う暇がありません。

つまり、給料のほとんどを貯金に回すことが出来きて、しかも減らないというわけです。

海上自衛官なら20代で1000万円も貯金している人もいるかもしれませんね。

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自衛官との結婚で貯金はいくら必要？

さて、ここからは自衛官と結婚する女性に向けたお話となります。

結婚するとなるとお金がかかりますよね？

結婚式・新婚旅行・新居の準備と、一体いくら貯金があれば大丈夫なのか気になりませんか？

結婚式や新婚旅行に新生活の費用、必要なお金はいくら？

ゼクシィによると、平均的な結婚費用の総額は約466万円だそうです。

ただ、一番お金がかかる結婚費用なんかは、ご祝儀の相殺分も考えると200万円で済みそうですし、もう少し貯金額が少なくても大丈夫かもしれません。

自衛隊のある街なら「自衛隊割引」をしてくれる結婚式場もあるので、そういうところを利用するのも賢い方法ですよ！

私たち夫婦が結婚でかけた費用総額は？

実際に私たちが結婚した際にかかった費用は、総額約155万円です。

お互いに折半して費用を捻出しました。

平均的な結婚費用の総額より半分以下で済んだのは、やはり結婚式の負担が50万円で済んだのが一番大きかったですね。

結婚してすぐに官舎に入ったので、アパートの初期費用などは掛かりませんでした。

家具家電も新しくそろえる物ばかりで、ほとんど家電屋さんに配送・設置してもらったので引越代もかかりませんでした。

さらに新婚旅行なんて国内で済ませたので、それほど大きな金額にもなりませんでした。

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自衛隊の貯金まとめ

「自衛隊で貯金はどれくらいできるか」についてお伝えしました。

入隊2年目で200万円の貯金が可能なのは、自衛隊の環境ならではですね。

とはいっても、貯金額は人それぞれです。

20代半ばの自衛官なら、貯金額は500万円もあれば優秀だと思います。

もし仮に自衛官の彼氏に貯金が無かったとしても、結婚を意識するとガラっと変わる場合もあります。

その気になれば月10万を貯金するのが可能なのが自衛官です。

結婚の為に貯金を頑張ってくれる彼氏なら、きっと誠実な旦那さんになりますよ！