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【自衛隊妻は辛いよ】自衛官と結婚するなら心構えすべき10の事実

自衛官妻の生活

自衛官と結婚。めでたく結婚生活がスタートします。

自衛官は安定した給料と福利厚生と引き換えに、不規則勤務、危険な仕事、全国転勤など家族を巻き込む試練が数多くやってきます。

そこで今回は、自衛官と結婚した際に妻が心得ておくと良いことをご紹介します。

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1、転勤は避けられないし予測不能

自衛官は全国転勤族です。

幹部自衛官なら1年~3年で、一般自衛官でも3年~10年で転勤があります。

ただ、近年自衛隊の方針が変わって、一般自衛官でも方面隊をまたぐ移動を2回、もしくは6年以上の勤務が絶対になりました。

まぁ簡単に言うと一般自衛官でも3年単位で転勤になる人もいるということです。

北は北海道から南は沖縄まで、一応は希望の転勤先を聞いてくれますが「聞く」だけです。

筆者
筆者

周りの自衛官妻たちに聞いても「希望通りになった」ことは、あまりないみたいです。

家庭内の事情(病人の介護など)は融通を利かせてくれるようなので、もし「どうしても」という場合は部隊に申請もできますよ。

そして自衛隊では4月と8月が異動シーズンとなります。

このときの引っ越し費用なんかは全額は出してもらえないので毎回赤字ですね(笑)

 

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2、家を空ける期間が多いので家事育児は妻まかせ

自衛官は演習やなどで数日間家に帰らないことも多いです。

特に海上自衛官なんかだと、一度航海に出ると2、3ヶ月くらい帰らないこともザラです。

そんな状態なので、必然的に家事育児はほどんど奥さん任せになることが多いです。

また、子供の誕生日、学校の行事、親族の冠婚葬祭など、夫が不在のために妻が1人で準備したり参加したりすることも多々あります。

頼りがいがあると思って結婚したのに、蓋を開けてみると「頼れない」という状況に悩む自衛官妻は多いですよ。

 

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3、災害時は家族より仕事優先

自衛官は有事の際、家族よりも国を守ることを優先します。

有事というのは、災害や戦争などです。

自衛官によっては地震が発生するたびに出動しなければならない人もいます。

もしも大きな地震があったとき、夫は家庭を妻に任せて仕事へ向かいます。

連絡も頻繁に取れるわけではないでしょう。

一番心細いとき、一番そばにいて欲しい人はいないのです。

「家庭のことは私に任せて!いってらっしゃい」

と見送る余裕のある妻になることが求められます。

関連:自衛官災害派遣。気になる災害派遣手当と支給額は?

 

 

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4、自衛官の給料は安定しているけど高給じゃない

結婚すると大事になってくる生活費。

自衛官の給料でちゃんと生活していけるのかな?と不安に思っている人もいるかもしれませんね。

自衛官の平均年収は約500万円です。

 

自衛官は「給料が安定している=高給取り」と勘違いしてる人がいます。

自衛官は国家公務員ですから、給料はずば抜けて高いというわけではありません。

幹部自衛官であっても、佐官クラスになって年収1000万円もいかない人もいます。

結婚してから「こんなはずでは…」と嘆く女性も居るんだとか。

 

 

階級や職種によって違いはありますが、一般自衛官であればだいたい30歳になるころにはこの金額になっています。

ですので妻が「専業主婦」になっても生活はできますので安心して下さいね。

 

 

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5、自衛官妻になると共働きが難しい

自衛官は全国転勤族になります。

夫が転勤すると妻も一緒に引っ越すことが多いです。

なので自衛官妻というのは、一定の場所で安定した仕事をするというのは難しいわけです。

正社員としての仕事はまず無理ですね。

パートや派遣社員であれば転勤先で新たに見つけられますが、小さい子供がいる場合はまず保育園の確保が大変です。

筆者
筆者

自衛官がいる地域では共働きの自衛官夫婦の子供が多いので、保育園の空きが少ないんですよね。

待機児童で待っている間に「また転勤」というケースもあるあるなので、自衛官妻は一度仕事を辞めてしまうと復帰しにくいという現実があります。

とはいえ、自衛官には扶養手当や住宅補助もありますし、なにより年収は約500万円ですから生活に困窮することはないですよ。

また、自衛官は演習などで頻繁に家を空ける機会が多いので、家庭は奥さんにしっかり守ってほしいと専業主婦を望む自衛官も多いです。

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6、夫が鬱になりやすい

自衛隊は男社会で尚且つ閉鎖的な空間です。

直属の上司とウマが合わなかったり、部下の指導がうまく行かずに責任と取らされることもあります。

体育会系の人が多いので厳しい叱責も多く、精神を病んでしまう自衛官も少なくありません。

夫が職場で溜め込んだストレスと受け止める役として、妻が賢明に労い支える努力が必要になることもあります。

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7、奥さん同士の付き合いも階級がかかわってくる

自衛隊には大きく分けて士・曹・幹部という3つの階級があります。

夫の階級によって奥さんも序列がつくといった話もあります。

確かに夫より階級が上の人の奥さんは「上司の奥さん」ですので気を遣います。

逆に、年齢が若いうちから昇進していった幹部自衛官の場合は、年上の部下を持つことになります。

その奥さんへ少しでも大柄な態度を取ると、嫌がらせを受けたりする話もあるそうです。

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8、昇任試験のサポートが大変

自衛官は階級を上げるためには昇任試験を受ける必要があります。

特に、士から曹へ上がる昇任試験は、自衛隊で定年まで働けるかどうかの分かれ道です。

まずは「曹」以上の階級にならなければ、自衛隊員を一生の仕事には出来ません。

一般的な企業の昇任試験とは違い、知識の他に体力も精神力も試されます。

勉強に励み、体力トレーニングも怠らず、試験のために万端の準備をしても、昇級試験はかなり厳しいものなので妻の支えがかかせません。

勉強の邪魔にならないように、子供を家から連れて遊ばせてくるなど気遣いも必要になります。

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9、子供の転校に悩む

自衛官と結婚すると転勤がつきものです。転勤になると家族で引っ越すのか、あるいは単身赴任を選ぶか悩みます。

ただ、子供が小さいうちは家族でついて行くケースが圧倒的に多いようです。

妻自身だけならいくらでも転勤についていくという人も多いですが、子供小学生になってくると話は変わってきます。。

特に幹部自衛官にもなると3年に1回の頻度で転勤があります。小学校を3回転校させたという話も少なくありません。

親の都合で友達と離れ離れにさせて良いのか、子供の心身に影響があるのではなと心配する奥さんが多いです。

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10、危険な地域に派遣されるかも

有事の際、自衛隊は家族よりも任務を優先します。

もし万が一戦争が起これば、最初に出動するのは自衛隊。

また、自然災害が発生すれば、災害派遣で人命救助に駆けつけなければなりません。

 

近年ではPKO派遣として、紛争地域へも自衛官が派遣されることがあります。

命の危険のある場所でケガをしないか、無事に帰ってこれるか…家族の心配は計り知れません。

それでも、不安な表情で送り出すことは、夫にとっても辛い思いをさせることになるのでグッと我慢するしかありません。

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まとめ

自衛官と結婚すると、正直って妻はツライです。

結婚したばかりの頃は1人で心細い思いをするかもしれません。

ですが、ある程度年月が経ち慣れてくれば「若いころはあんなことで悩んでたね」と笑い飛ばせるようになります。

自衛官との結婚は苦労ばかりと思うかもしれませんが、福利厚生や社会保障の充実さは日本でもトップレベルです。

良い面にも目を向けて、自衛官との結婚生活も楽しめるようになりましょう!

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